2C Computing、KVM分野のリーダー、アボセントのデジタル部門会社に
2Cが持つ特許取得の分割バス(Split-Bus)コンピューター・テクノロジーも含み買収対象に
米国アラバマ州、ハンツビル、8月7日 - 2C Computingは本日、Avocent Corporationとの間で約2280万ドル(現金)での買収契約を正式に交わしたことを発表しました。2Cは、コンピューターのPCIバスを分割し、コンピューターのマザーボード、プロセッサー、ハード・ドライブなどを中央集中管理用のデータ・センターに設置(デスクトップから800 mまでの範囲で)するDigital Extension Technology™ を開発しています。2Cは2000年初頭にアボセントと基本技術に関するライセンス契約を交わし、最初の製品出荷を2001年秋に開始しています。この買収は2Cの株主の承諾を条件としており、2002年8月20日までには締結される予定です。
「アボセント・ファミリーの一部、それもデジタル・デスクトップ市場に焦点を当てたアボセントの新部門に参入できることに大きな期待を寄せています」と2C社長兼CEOのドン・デイビッドソン (Don Davidson) は語ります。「また、当社の初期の成長段階に大きく貢献している社員および株主に対してもこの決断はポジティブなものになります。参入先のアボセント社は、当社のビジネスをよく理解するとともに当社のテクノロジーに対する市場チャンスを十分認識している強力な企業です。
2C製品群には、リモート・ユーザー・ステーションに設置する「Cstation」ボックスと呼ばれるモニター・スタンド・サイズのボックスが含まれます。このボックスはCAT 5ケーブルまたは光ファイバー・ケーブルを使用してリモート・コンピューターのPCIカードに接続します。ユーザー・ステーション側でも、キーボード、ビデオ、マウスをCstationに接続します。CstationはUSB/シリアル/オーディオ/パラレル・デバイスへの接続性も備えています。Cstationではビデオ・カードがユーザー・デスクのCstationに組み込まれているため、ビデオ画質は現市場の拡張技術のどれよりも優れたものになっています。製品の適用例には、スペースが限られている取引フロア、条件が過酷なため遠隔地点のコンピューターからの操作が望ましい工業プラント制御環境、リモート地点のコンピューターとハード・ディスクからの操作を使用して厳重なセキュリティを守る必要のある政府関連施設などがあります。
「2Cの買収により、デスクトップ・コンピューター遠隔操作用の当社のデジタル製品ソリューションが拡大します」とアボセントの社長兼CEOのJohn R. Cooper(ジョン R. クーパー)は語ります。「2Cのソリューションは、従来のアナログKVM拡張ソリューションと比較するとテクノロジーの大きな飛躍とユーザー制御を提供できます。PCIバスを分割することで、2C製品はKVM機能に加え、リモート・デスクトップでの完全な周辺機器サポートを提供します。2Cの買収によりアボセントは、コンピューターへの直接接続による「ユーザー・エクスペリエンス」を犠牲にせずに企業のデスクトップ・コンピューティング・インフラを中央集中化して管理と制御を容易にするリモート・アクセス・ソリューションの中心的プロバイダーとなります。
「2C製品と市場をさらに開発する上でアボセントには大きなチャンスがあると思います」とクーパーはさらに語ります。「2C製品を引き続き開発、販売、展開して行くことを目的としてデジタル・デスクトップ部門を確立する計画です。新たな部門には2Cならびにアボセントのトレーディング・フロア・ソリューションズ・グループからの主要スタッフが加わります。また、2Cの優れた研究開発スキルをアボセントのASIC/デジタル・ビデオ圧縮技術で補充できるように人員配置が行われます。アボセントのIPベース・ソリューションへの技術を2Cの技術と提携することで、当社が現在扱っているサーバー市場に比べて一段と大きな企業デスクトップ市場に対する製品ラインを整えられると考えています。さらに、「ブレード」コンピューターへの接続/管理ソリューションを提供する上で、2Cの技術は重要な役割を担うことになるでしょう。」
「アボセント・デジタル・デスクトップ部門」の社長には2Cの社長であるドン・デイビッドソン (Don Davidson) が買収完了とともに就任します。デイビッドソンには2Cの2人の重要な人員が加わります。バイス・プレジデントのチャンドラー・ホール (Chandler Hall、製品マーケティングを新たに担当)、およびゲリー・シェルトン (Gary Shelton、引き続きエンジニアリング部門バイス・プレジデントとして就任)です。またアボセントのトレーディング・フロア・ソリューションズ・グループのセールス部門バイス・プレジデントであるカレン・ホーランドも新規部門に同様の役職で加わります。2Cの経営と財務はアボセントのハンツビルでの経営に統合されます。
2CはCstation最新製品の出荷を2002年4月に開始しました。これに対して大きな反応を示したのが金融取引市場です。コンピューターを取引フロアから出してリモート個所から操作することでフロアにスペースが戻り、またトレーダーのデスクの下で発生していた熱やノイズを取り除ける点(しかもビデオ画質を損なうことなく)が大きなセールスポイントになっています。また2C製品ではマルチヘッドのカードを使用しており、トレーダーのデスクではよくある複数台のモニターにも対応できます。2C Computingの詳細については、www.2Ccomputing.com のWebサイトをご覧ください。
2C Computing(アボセントのグループ会社)
2C Computingは、Cstation製品群を通じてデジタル拡張技術を市場に投入します。2C Computing(アボセント社の最近の買収により、アボセント・デジタル・デスクトップス部門となりました)はデジタル・バス拡張技術における先駆者的存在です。デジタル・バス拡張技術は分散コンピューティングにおける新たな原型で、PCとリモート・デスクトップ間の最もパワフルな転送を可能にするものです。Cstationは、PCIやUSBでの距離の制限を打ち破り、中央環境へコンピューター群を後方整理しデスクトップ維持のコストを大幅に削減することをIT管理者に可能にします。IT管理者には管理面での容易さ、資産監視の減少、ネットワーク新技術の速やかな展開が可能になり、一方ユーザーには、コンピューターのフル機能や周辺機器は保持しつつ、熱・騒音・乱雑状態が軽減されて故障期間が事実上分単位となる利点がもたらされます。2C Computingの詳細については、www.2Ccomputing.com のWebサイトをご覧ください。
Avocent Corporationについて
アボセント社は、絶え間なく拡張し続けるサーバー施設の管理を預かるデータ・センター・オペレーターを支援するための機器を提供する世界的な大手サプライヤーです。オペレーターは、インターネットを通じて世界中のどこからでも、管理下のコンピュータ全機にリアル・タイムでアクセスができます。しかもこの際、これらのコンピュータには特別なハードウェアやソフトウェアは必要ありません。アボセント社は、業界大手の革新企業、Apex Inc.社とCybex Computer Products Corporation社の合併により2000年に設立されました。本社を米国アラバマ州のHuntsvilleに構えるアボセント社は、米国ではテキサス州Austin、ワシントン州Redmond、フロリダ州Sunrise、マサチューセッツ州Chelmsford、さらにアイルランドのShannon、英国のLondon、ドイツのSteinhagen、東京、中国、シンガポールのそれぞれに拠点を持っています。アボセント社と同社の製品に関する詳細については、同社のホームページ www.avocent.com をご覧ください。
将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
本プレスリリースには、1995年「米国証券民事訴訟制度の改革法」に定義される将来予想に関する記述が含まれています。これには、市場機会、製品開発、工学/設計活動、製品の入手可能性と運用性に関する記述が含まれます。将来予想に関する記述は、新製品の導入・運用に伴うリスク、製品設計活動に伴うリスク、限定数の部品メーカーならびに単一部品への依存に伴うリスクを含め、既に発表されている記述とは実質的に異なる実績を生じる得るリスクと不確実性に左右されます。異なる営業/財務結果を生じ得るその他の要因については、2002年3月29日に米国証券取引委員会に提出されたアボセント社のアニュアルレポート(Form 10-K)に記述されています。この他のリスクについても、証券取引委員会に時おり提出される報告書内で詳述されている場合があります。アボセントは、記述の発表以降の事象や状況に準じて将来予想に関する記述を公式に改訂する責務は負いません。
Copyright © 2003 Avocent Digital Desktops.2C Computing、Digital Extension Technology、 Cstation、およびSplit-Clientは、Avocent Digital Desktopsの商標です。その他の商標や会社名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
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